交通事故を弁護士に依頼するメリット

　交通事故が発生したら，すぐに弁護士に相談することが，被害者の方々には最大のメリットになります。

　交通事故を数多く取り扱っている弁護士ならば，今後の治療や損害保険会社との交渉も事故直後からアドバイスできます。

　今や，交通事故では，レントゲンの撮影は勿論ですが，いわゆるむち打ち症の場合でも，頚椎や腰椎のMRI画像を撮影してもらうことが重要となっています。

　この画像に変性所見がない以上，今や静岡自賠責損害調査事務所は，どんなに被害者が，頚部が痛い，手指がしびれていると訴えていても，後遺障害の認定をしないのが普通となっています。

　交通事故の実務に精通している弁護士であれば，上記のアドバイスは基本となっていますし，MRIも１．５テスラではなく，３テスラの機器を有する病院を紹介してくれるものと思います。

　損害保険会社からは，事故後２．３か月すると，治療の打ち切りを迫られる場合があります。

　この場合にも，弁護士に依頼していれば，治療の必要性を調査し，必要があれば，そのことを損害保険会社の担当社員と交渉してくれます。

　適切な後遺障害等級の認定を受けるには，被害者の被害実態に合った適切な自賠責後遺障害診断書が必要となりますが，この診断書の取得時にも，弁護士の適切なアドバイスが必要となります。

　さらに，放射線診断専門医による画像読影や，医師の医学意見書も必要となることもあります。

　このように，十分な準備をしても，現実的には，静岡自賠責損害調査事務所の認定は被害者に厳しいものがあります。

　しかし，きめ細かな弁護士のアドバイスやサポートがあれば，より適切な後遺障害の獲得に有利になることも事実です。

　それは，訴訟になっても同じで，これらの準備は，裁判官に適切な判断をしてもらうために必要です。

　交通事故の被害者やご家族は，その弁護士の所属する法律事務所がどのような処理体制をとっているか，医師等に相談する体制をとっているかをよく確かめて依頼する必要があります。

交通事故に強い弁護士をお探しの方、詳細こちらへ

　交通事故の処理は，それ程簡単なものではありません。

　適切な後遺障害を獲得するためにはどのようにしたらよいかを，常に被害者の立場に立って研究している弁護士も全国には多数いますので，そのような弁護士に依頼することが何よりもあなたのメリットになります。

　当事務所も，今までに多数の交通事故案件を取り扱い，日夜研鑽に励んでいますので，お気軽にご相談いただけると有難く存じます。