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遷延性意識障害(植物状態)

2018年1月10日

 遷延性意識障害(植物状態)   意識不明のまま長期間昏睡状態にある患者を、自発的に活動できないことから遷延性意識障害(せんえんせいいしきしょうがい)(植物状態)の患者ということがあります。下記の条件を全て満たす場合、遷延性意識障害にあたるとされています。   ①自力移動が不可能。  ②自力で摂食が不可能。  ③屎尿失禁状態 続きを読む >>

医師の皆様へ

2018年1月10日

 後遺障害診断書を作成していただく医師の皆様へ! ━━━ 当事務所からのお願い ━━━  損害保険料率算出機構静岡自賠責調査事務所における後遺障害の等級認定は、主治医の先生方の作成する自賠責後遺障害診断書の内容が決定的に重要な意味を有しています。  主治医の皆様は、毎日の医療活動が多忙で後遺障害診断書の作成に時間をかけることは苦痛だとお察し申しあげます。主治医の皆様の主たる業務は文書の作成 続きを読む >>

後遺障害と等級

2018年1月9日

 後遺障害と等級   後遺障害にはその症状の程度に応じて14段階の等級が設定されており、等級が認定された場合には、後遺障害慰謝料や後遺障害逸失利益等、それぞれの等級に対応した補償が支払われる仕組みとなっています。補償については、後遺障害の慰謝料に記載していますのでご確認ください。 後遺障害の等級については、自動車損害賠償保障法施行令別表に定められています。 続きを読む >>

むち打ち症被害に取り組んでいます!

2018年1月9日

 むち打ち症被害に取り組んでいます! 頚椎の脱臼や骨折などの骨傷や頚髄損傷を伴わない外傷性頚部症候群(頚椎捻挫、頚部挫傷)、いわゆるむち打ち症については、自賠責静岡調査事務所でなかなか後遺障害としては認められなくなっています。 レントゲン線やMRIに椎間板の狭少化等の症状が出ていても、それは経年性の変性、つまり年をとったことによる自然的変化として交通事故による後遺障害として認めないことが多 続きを読む >>

びまん性軸索損傷

2017年11月16日

びまん性軸索損傷 1 びまん性軸索損傷とは   びまん性軸索損傷とは,脳が外傷を受けたときに脳が頭蓋骨内で歪み,ずれ,動揺が生じることにより,脳細胞同士を繋ぐ軸索と呼ばれる組織が引きちぎられる症状のことをいいます。   2 びまん性軸索損傷の画像所見   びまん性軸索損傷は,軸索損傷自体が画像に写らない為,CTやMRIで検査をしても異常がないと判断されることがあります。しかし 続きを読む >>

脳挫傷

2017年11月16日

脳挫傷 1 脳挫傷とは   脳挫傷とは,脳の局所性の損傷をいいます。脳内血腫,くも膜下出血などの所見が出現します。   脳挫傷は,前頭葉と側頭葉で発症することが多いといわれています。   2 脳挫傷発症による症状   脳挫傷に基づき,かかる損傷部位に関する機能に障害が生じてきます。例えば,言語を司る部位に脳挫傷を負った場合には,失語症などの症状が出てきます。   続きを読む >>

自賠責調査事務所が14級9号と判断した交通事故被害者の女性について併合9級を認めた裁判所の判決を得た事例

2017年5月18日

自賠責調査事務所が14級9号とした被害者について併合9級の判決を得た事例 (2017年4月27日解決) 女性Aは、自動車を運転し、青信号に従い交差点に入ったところ、信号無視をしたBの運転する自動車と衝突した。 Aは、交通事故後、頭痛、めまい、肩が上がらないなどの種々の症状に悩まされることになった。 Aは、複数の病院で入通院をするなどして治療に努めたが、後遺障害が残った。 続きを読む >>

交通事故訴訟における実況見分調書や供述調書の重要性

2016年10月12日

刑事記録の1つである実況見分調書は,軽微な事故(主として物損事故)以外の場合,作成され,交通事故訴訟において決定的な役割を果たしています。 過失相殺を考える上で重要な証拠であるばかりでなく,過失責任の判断の上でも重要な証拠となります。 追突事故のような場合は,あまり問題はないのですが,死亡事故や,被害者に高次脳機能障害がある場合,被害者は事故のことを話すことができず,加害者の一方的な指 続きを読む >>

人身傷害補償保険(特約)の使い方について

2016年9月5日

人身傷害補償保険(特約)の使い方について   人身傷害補償保険は、保険会社との契約によるものですから、保険契約約款により、具体的な契約内容を確認していただく必要があります。以下は、一般的な人身傷害補償保険の内容です。   ⑴ 人身傷害補償保険の性質 自動車保険は、自動車事故により他人に損害を与えたことによって生じる損害を補填することを目的とした保険で 続きを読む >>

交通事故と後遺障害

2016年7月8日

交通事故と後遺障害  交通事故で骨折があっても,骨癒合が良好であるとして,骨折部分に痛みがあっても後遺障害が認定されないことが多々あります。    不全骨折,不顕性骨折の場合は,レントゲンにはっきりと写らず,医師としても見逃すこともあり,この場合,ほとんど後遺障害は認定されません。  この場合は,骨折部のCTやMRI検査を受けることが重要です。 続きを読む >>

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