人身傷害補償保険(特約)の使い方について

2016年9月5日

人身傷害補償保険(特約)の使い方について   人身傷害補償保険は、保険会社との契約によるものですから、保険契約約款により、具体的な契約内容を確認していただく必要があります。以下は、一般的な人身傷害補償保険の内容です。   ⑴ 人身傷害補償保険の性質 自動車保険は、自動車事故により他人に損害を与えたことによって生じる損害を補填することを目的とした保険で 続きを読む >>

自賠責調査事務所において併合11級と認定されたが異議申立てによって併合9級に変更となり訴訟上の和解が成立した事例

2016年8月12日

被害者A(45歳男性)はバイクに乗って走行中,対向車線を走っていた車(運転手B)が突然右折をしたためにBの運転する車と衝突した。    Aは右大腿骨骨幹部骨折等の大怪我を負い,治療やリハビリに励んだ。だが,右足短縮,右膝可動域制限,しびれや痛みといった後遺障害が残った。   自賠責調査事務所は,Aの後遺障害を併合11級と判定していた。その理由は,自賠責調 続きを読む >>

交通事故と後遺障害

2016年7月8日

交通事故と後遺障害  交通事故で骨折があっても,骨癒合が良好であるとして,骨折部分に痛みがあっても後遺障害が認定されないことが多々あります。    不全骨折,不顕性骨折の場合は,レントゲンにはっきりと写らず,医師としても見逃すこともあり,この場合,ほとんど後遺障害は認定されません。  この場合は,骨折部のCTやMRI検査を受けることが重要です。 続きを読む >>

靭帯損傷を原因とする後遺障害認定の対処の仕方について

2016年7月8日

靭帯損傷を原因とする後遺障害認定の対処の仕方について 後遺障害認定の対処の仕方について,交通事故で肩や膝等の靭帯を損傷することがよくあります。 靭帯損傷で関節の可動域が制限された場合は,機能障害として,神経障害がある場合には,神経障害として後遺障害が認められます。 又,靭帯損傷の結果,関節に動揺があり,日常生活に障害があれば,この場合も後遺障害が認められます。   しかし,な 続きを読む >>

後遺障害第14級9号が鑑定により第12級13号となり、1000万円を増額させて訴訟上の和解

2016年6月10日

事故状況 依頼者A(男性、50歳、会社員)は、普通乗用自動車を運転して前方右側にあったコンビニに入ろうとして停車していたところ、B運転の加害車両に追突された。 Aは、約1年間程、近くのC医院に通院したが、C医師は、Aの左上肢にしびれがあるものの単なる頚椎捻挫と診断し、消炎鎮痛の処置等をしていた。   当事務所の対応 Aは、症状固定時、当事務所に相談したが、頚椎のMRIを 続きを読む >>

静岡県交通事故被害者弁護団における所長講演

2016年6月8日

 静岡県交通事故被害者弁護団主催の勉強会が開催され、当事務所の所長大橋昭夫弁護士が「何よりも交通事故被害者のために~43年の経験を通じ被害救済を考える~」と題して講演を行いました。  当日の資料を掲載しておりますので民事裁判官、弁護士等の法曹関係者にお読みいただけると幸いです。もっとも一般の市民の方々にも参考になると思います。 続きを読む >>

交通事故当時92歳の女性について休業損害や逸失利益を認めさせて総額550万円で訴訟上の和解

2016年6月8日

事故状況  92歳の女性Aは道路を横断している途中でDが運転していた車にはねられた。Aは遷延性意識障害等の傷害を負い,寝たきりの生活となった。Aの家族は毎日介護してAを励ましたが,寝たきり状態となり症状固定となった。  Aは交通事故に遭う前は,意識もしっかりしており,買い物などの家事をこなしていた。 当事務所の対応  A(成年後見人はB)とその家族B,Cは,車を運転して 続きを読む >>

後遺障害非該当の事前認定が被害者請求により14級9号になり訴訟外の和解

2016年5月17日

事故状況 依頼者A(40歳の男性、会社員)は、車両を運転して帰宅中、B運転の車両に追突され、前に押し出され、前車両に衝突し、頚椎捻挫、腰椎捻挫、右下腿打撲の傷害を負った。 Aは頚部から両肩甲部、腰部の痛みが残存し、1年後に症状固定となった。   Bの加入している自動車任意保険 C損害保険会社が静岡自賠責損害調査事務所に、Aの後遺障害につき事前認定をしたところ、 続きを読む >>

右脛骨高原骨折に伴なう疼痛が第12級13号に認定され訴訟外の和解

2016年4月28日

事故状況 依頼者A(65歳の女性、主婦)は、自転車に乗り前進していたところ、右から進入してきた加害車両に衝突され、道路に転倒し、右脛骨高原骨折の傷害を負った。 Aは、B病院で治療を受けたが、痛みがひどく、時に膝折れもあり、正座ができないという後遺障害が残存した。   当事務所の対応 Aは当事務所に相談し、当事務所は、後遺障害について被害者請求をしたところ、静岡自賠責損害調査事 続きを読む >>

14級9号の後遺障害で訴訟外の和解

2016年4月28日

事故状況 依頼者A(50才の男性,会社員)は,車両を運転していたところ,対向車線からB運転の車両がセンターラインをオーバーして走行してきて,B車両の前部がA車両の右前部に正面衝突し,Aは頚椎捻挫の傷害を負った。 Aは整形外科,整骨院で治療や施術を受けたが,頚部から両肩甲部にかけての疼痛が残存した。   当事務所の対応 当事務所で自賠責会社を通じ,静岡自賠 続きを読む >>

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