死亡事故で750万円余増額して和解した事例

(2013年5月28日解決)

アルバイトをしていた男性A(70歳)は、東名高速道路においてパンクした車両の修理をしている人の安全を守るべく車両の誘導に従事していたところ、トラックにはねられ頭蓋骨々折にて死亡した。Aの遺族らに対し、損害保険会社は既払金213万円余の外に2787万円の提示をしたが、この金額が妥当であるか否か、Aの遺族らは当事務所に相談した。

当事務所では、まず自賠責保険金として2787万円を取得させた上で、静岡地方裁判所に加害者を相手どって損害賠償請求の訴を提起した。裁判所は既払金3000万円以外にAらの遺族に対し750万円を支払うのが妥当である旨の和解案を当事者双方に示した

Aが年金暮らしで、アルバイト収入もほとんどなかったため、Aの遺族らは和解案に同意し、2013年5月28日、訴訟上の和解が成立した。損害保険会社の提示額に対し、750万円が増額され解決したもので、裁判による解決が、訴訟外の和解よりも高額になる一例である。

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